そもそもレベルが上がるとか上達・向上するとはどういうことなのでしょう?
50余年選手としてまた指導者としてバスケットボールに関わってきた中で、強いチームと弱いチームは何が違うのかをいつも考えてきました。
トーナメントで大差で勝ち進んだチームが次は大差で負けることは日常茶飯事です。
その時、高さが違う、スピードが違う、パワーが違う、技術も違うし練習量も違う、そもそも選手の質が違うなどという言い方がされます。
されますが特に指導者になってから感じるのは強いチームというかレベルの高いチームはそうではないチームよりもより細かいことを認識して取り組んでいるということです。
弱いチームが無視していることを強いチームはしっかりと意識してやっていることを目の当たりにしてきました。
「私はバスケットをやってます」と聞いた時、関心の薄い人は「ああそうですか」で終わるかも知れません。
しかし突っ込む人はどうでしょう?
まずどのカテゴリーでやっているのか?
日本ならBリーグ?それもB1?、B2?、B3?となり、
もしくは大学でならどの地区の何部でか?高校か中学か?さすがにミニなら体格で分かるでしょうがカテゴリーだけではありません。
スターターなのか交代要員なのか?
ポジションは?
得意なプレーは?
シュートが得意ならどんなシュートが得意か?
3点シュートが得意ならどのポジションからが得意か?
その確率は?
練習では?試合では?
と言う具合に突っ込むことができる訳です。
更なるツッコミもできますが要は物事、レベルアップするということはより細かい区別の認識ができていくことだと考えられます。
これを人生や生活習慣に置き換え、現状を捉えてレベルアップしてこそ人生100年が可能になるものと思います。
生活習慣病になる人は健康な人がきちんと意識していることを無視しているからと言えるでしょう。
今はYou tubeなどで様々なウラ情報発信などもされています。
とは言えテレビやニュースアプリなどの一般メディアからの情報入手をメインにしている方も多いようです。
それらの情報の中には根本的に間違ったものもあったり、大枠で正しい情報であってもツッコンでいくと間違いになりかねないものもあったりします。
こんな観点から色んな題材について、「100年」「快適」をキーワードに、そもそもどうなのかを突っ込んでこそ快適人生100年が可能になるでしょう。
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