快適人生100年・・・毒を避けて実現

100年を快適に過ごすには、とてつもなく多くの要素が関係してきます。

お金さえあれば良いわけではなく、ある種の健康法を守っていれば良いわけでもありません。

それらの必要十分条件をひとつづつ足し算して行く形で考えていきたいと思います。

1年間に100項目でも新たに気に掛けたり改善余地に気付いて生活に適用できるなら、今から誰でも100年人生を送れるよう情報を積み重ねてアウトプットしていきます。

今日は前回の流れからの内容で食品に限らず、世の中に出回っている、というか売られている製品の実態に触れてみたいと思います。

世に提供されているものは売って利益を得る事が最優先になっている結果、過当競争の中で自社製品を売らんがためにどんなPRをしているでしょうか?

健康ブームに乗り、〇〇含有と有効成分や栄養素が含まれていることを強調したり、無添加とか減塩とか低脂肪、オーガニックなど、当たり前のようですがその製品の良さを売り込みます。

一方悪いことはもちろん表に出てくることはまずありません。無添加については、指定表示成分は国によって異なり、日本ではヨーロッパで規制されている4900種類もの成分が無防備に使われていても無添加と表示されます。

良いものが入っていることに着目させ、悪いものが入っていることは表示義務上仕方なく小さい文字で記されているだけで、ましてやそれに発がん性がありますなどとは間違っても書かれていません。

では日本で見逃されている有害なもの「毒」にはどんなものがあるのでしょうか?

それらは余りにも多すぎてここでひとつひとつあげることはしない代わりに詳しく説明した本が出版されていますのでその表紙の写真を載せてみます。

これらの本には加工食品の実態や日用品に使われている有害物の怖さなどが記されていて、もしかすると「そんなことまで気にしていられるか」と思うかも知れません。

ですが本当にこだわるということは一般的に見過ごされているより細かいことを認識して実践すること、そして現在世に提供されているものを何も気にせず受け入れていると2人に1人は癌になり、5人に1人は認知症になるというベルトコンベアーが敷かれていることを忘れないで欲しいと思います。

今日ここでは日本で受け入れられ且つ多くの人に認識されているものふたつについて取り上げてみたいと思います。

ひとつは虫歯予防で大手メーカーがこぞって有効性を強調するフッ素です。

フッ素化合物は発癌性の危険があり肝臓、甲状腺への悪影響があるとの理由でフランス、ドイツスウェーデン、オランダ等では使用禁止、アメリカにおいては使用自体は認められているもののFDA(アメリカ食品医薬局)にて警告文の添付が義務付けられています。

その内容は

「6歳以下の子供の手の届かないところに保管すること、もし誤飲した場合は医療機関で受診するか中毒コントロールセンターへコンタクトして下さい。」

というものです。

もうひとつは健康志向を刺激した「抗菌石鹸」です。

これもアメリカでは2016年9月にFDAによって「トリクロサン」「トリクロカルバン」を含む19種類の抗菌成分を使用した石鹸等の販売禁止が発表されました。

その理由はひとつには抗菌力にか科学的根拠がないこと、もうひとつは健康・環境に悪影響を及ぼすリスクがあるからです。その具体的内容も記されていて、

  1. 口、皮膚から体内に浸透し、尿、血液、体液、母乳などに残存する
  2. ブドウ球菌の侵入に弱くなり、感染症の危険増加
  3. 肝硬変や肝細胞癌が発症しやすくなる
  4. 腸内細菌を変化させ、抗生物質への耐性菌を増殖させる
  5. 尿や家庭排水から環境へ流出し、環境汚染へとつながる

となっています。

まさに日本では良かれとされているものが真逆に扱われている訳です。

元々手を洗い過ぎると常在菌まで落としてしまうのでその間数時間以上も手は無防備になるのに加え、コロナ対策で抗菌石鹸できれいに手を洗った結果が感染症の危険を増大させているのでは笑えません。

今回は毒を避けるという事で、毒とは思ってなかったものが実は毒だった例を挙げてみました。

紹介した本などからも正しい情報を入手して安心・安全の切り口にしたいものです。

やはり正しい情報がインプットされないとどんなに頭の良い方でもアウトプットは間違ったものになってしまいます。

これからも人生100年に積極的に取り組んで快適に生活出来ればと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました